相続・遺言のことなら、相続の専門家チーム「ほむにこ」へ。横浜・武蔵小杉・藤沢・逗子、すべて駅からすぐの事務所です。

ほむにこ遺言・贈与・後見相談室 - 主催・運営:司法書士法人市川事務所
無料相談はこちらから メールで じっくりと面談で 女性専用窓口

遺言書の記載方法

遺言には、自筆証書遺言公正証書遺言秘密証書遺言があります。

公正証書遺言については、公証人が作成するため、その記載内容に
不備があるという心配は少ないと考えられますが、自筆証書遺言
秘密証書遺言については、基本的に遺言者が自ら記載することになるため、
その記載内容には十分に注意を払い必要があります





預貯金の書き方

 

単に「○○銀行の預金」としただけでは、○○銀行に他の口座があるかも
しれませんから、下記のように、預金の種類や口座番号などで具体的に
特定しておいた方がよいでしょう。

良い例 ○○銀行××支店 口座番号123456
悪い例 ○○銀行の預金

また、投資信託や国債などの金融商品、貸し金庫などの
取引がある場合には、その財産の書き方にも注意しなければなりません。


 

不動産の書き方

これも、預金と同様に、「霞が関の土地」と書いただけでは、他の土地と
区別がつかない可能性がありますから、不動産登記事項証明書をみながら、
記載してください。

良い例 所在 東京都千代田区霞が関
     番地 1番1
     地目 宅地
     地積 100.00㎡
悪い例 霞が関の土地



株式等の有価証券

「株式」だけでは、複数の銘柄を保有していた場合に、どれを指すのか
分かりませんから、発行会社名を記載しておく必要があります。また、
株式数も明記してください。

良い例 ○○株式会社発行の株式 10,000株
悪い例



ゴルフ会員権

  
ゴルフ会員権については、預託金額の異なるもの等、複数の種類がある
場合があるので、証券番号まで記載しておいた方がよいでしょう。

良い例 ○○ゴルフ株式会社 預託金ゴルフ会員権(証券番号○○○○)
悪い例 ゴルフ会員権

この他にも、動産など様々な財産が考えらえますが、基本的には先の例と
同様、他のものとの混合が生じないように特定する必要があります。

もちろん、財産が明確に特定されていないからといって、遺言自体が
直ちに無効になるというわけではありません。

その場合には、記載されている内容から遺言者の意思を解釈し、
妥当な結論を導くわけですが、その解釈をめぐり、相続人間で
争いになることも多々あります。


また、例え無効でなかったとしても、内容が不明瞭ゆえに、手続き先が
手続きを拒否することがよくあります。

また、相続財産のすべてを遺言書に記載できるとは限りません。

遺言書作成の後に新たに財産が生じることもあるでしょうし、
遺言書作成時に忘れている財産もあるかもしれません。
 
そこで、遺言書に記載されていない財産をどのように相続するかについて、
相続時に争いとなることがないよう、「上記に列挙するもの以外の
財産については、○○に相続させる」
などとして、漏れなく相続財産に
ついて記載しておいた方がよいでしょう。




財産を譲る旨の表現方法

日常生活では物を譲渡する場合、「あげる」や「譲る」などの表現を
用いますが、遺言でも同様に「長男にあげる」、「長女に譲る」といった
表現を用いた場合、その法律的な意味については必ずしも明確ではありません。

この場合には、「相続させる」という文言を使っておくと、遺言により財産を
受取る人が法定相続人であれば、単独で相続財産の移転登記ができるなどの
メリットがありますので、「相続させる」と記載するのが一般的です。

法定相続人以外に譲る場合には「遺贈する」と記載することになります。





■遺言の一覧

■遺言について

■遺言の種類

■遺言の活用

■遺言の特殊活用

■生前贈与

■成年後見について